藁をつかむ思いで風俗で働く選択をしたものの、実はこの仕事がきっかけで、見えない世界に興味を持ち始めました。
この仕事を通じていろんな気づきを得られましたが、特に苦戦した(その分、学びも大きかった)のは「集客」です。
私がいたお店は、接客した人数によってお給料が決まるシステムでした。
誰も接客できなければ、出勤してもその日のお給料は0円です。
そのため、たくさんのお客さまに自分を指名してもらわなくてはなりません。
私がいたお店は「本指名」と「店舗リピート」の数に応じてインセンティブがつくシステムでした。
「本指名」とは、過去、一度でも接客した方がまた自分を指名してくれることです。
「店舗リピート」とは、新規で利用された方がまたお店を利用してくれた場合、再来時にどの女性が指名されようが、そのお客さまが新規で利用した時に接客した女性にポイントが加算されます。
…要は、稼ぎたかったら「本指名」をたくさんとれば良いわけです。
…が、私は「本指名」はそんなに取れませんでした。でも、「店舗リピート」のポイントは高かったんですね。
つまり、私が接客すると「このお店いいな。」とは思っていただける確率は高いのですが、「この子にまた会いたいな。」とまで思っていただけることが少ない、わけです。
技術を磨いても、接客をがんばっても、キャラを変えても、化粧を変えても etc…
本指名がなかなか増えませんでした…。
多くのお客さまに、お店はいいと思っていただけた。でも、私を指名しようとまでは思っていただけない…。
この理由、なんだと思いますか…?
理由はいろいろあると思いますが、一番は「(当時の私が)自分のことが大嫌いだった」からです。
自分のことは大嫌いでしたが、働いていたお店にはすごく感謝をしていました。
「本指名を増やしたい」という気持ちもありましたが、心の奥底で「リピーター作れてちょっとはお店に貢献できてるから、まぁいいや」という気持ちもありました…。
「自分は嫌い」
「お店には感謝」
その私の気持ちが、集客の結果として現実に現れていたんですね。
なんなら、お客さまにも伝わっていたと思います。汗
性別関係なく、自分に自信がない人よりもある人の方が魅力的に見えませんか?
マーケティングや接客を極めることも大切ですが、集客で一番大切なことは自己受容感を高めることです。
自分にOKを出せていますか?
自分のこと大好きですか?
自分に問いかけてみてくださいね^^