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第1話はこちら

今年に入ったタイミングで仕事がぴたりと止まった旦那氏。
自分のサービスを2つリリースするものの、申し込みはゼロ。
旦那が作ったサービスページは私も見せてもらいまして、「企画やサービスページのできばえは良いなー」と思うものなのに、不思議とお申し込みがありませんでした。
そこで、旦那にこう提案しました。
えり
「もうこれは、好きなことやれってことじゃない?一旦、セールスコピーライターはやめにしてさ、家事をやってくれたら生活費はぜんぶ私が出すよ。」
旦那の返事は「ちょっと考える」でした。
当時の旦那は、「男は稼がなければいけない。」「男は女性をリードするものだ。」みたいな意識が、かなーり強かったんです。
(その割には借金を放置してましたけどw)

しかし、そんな本人の思い込みとは裏腹に、旦那は「稼ぐ」を目標にしても稼げないタイプの人っぽい。。
物欲もないし、数学とか哲学とかが好きなので、お金を使うような趣味もないんですねー。
本質的に稼ぐことに興味を持てない人が稼ごうとしても苦しいだけなのですが、、
本人は一時的にでも主夫になることに抵抗があったようなので、これまた期日を区切って自分で決めてもらうことにしました。
3日ぐらい考えて、主夫になることを選んだ旦那。
当時は「俺の理想の男像とは異なるけど…」的な感じで思っていたようす。笑
ただ、もう全力を尽くしてもなにもかもうまくいかなかったので、自分自身が信用できなくなったとか。笑
もうなすすべがなく仕方ないので、私(えり)の言ったことに従おうかと思って主夫になることを選んだそうです。
主夫になることを決めた旦那は、大好きな数学をやるようになりました。
一時はドイツの大学に行くと言っていましたが、その方向はちょっと違ったようです。

最初は、大学教養の数学の問題を解く程度でしたが、、
数学から派生して、Pythonというプログラミング言語を勉強して、、、
それでは飽き足らず、現在は毎週図書館から大量の本を借りてきて、数学者の生い立ちや数学の歴史やら考古学、哲学やら、、、
おそらく普通の人が連想する「数学」、ではない分野の勉強をしているようです。
私 個人的には、「Pythonを使いこなせるようになったら稼げるよなー」と思ったのですが、使いこなせなくてもChat GPTを使っていろいろ作れてしまったそうで、すぐに飽きてしまったもよう。。笑
そうして今に至ります。。