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迷走する旦那をどうしたものか…。
夜中の3時すぎに大濠公園でぼーっと考えた末、「旦那の都合はよくわかんないけど、とりあえず私に迷惑じゃね?」という結論に至りました。
そうと気がつけば、あとは旦那に選択させるのみ。
選択肢はふたつ。
ひとつ目は、例のプロジェクトから離れる。
ふたつ目は、プロジェクトに関わり続けるが、今、住んでいる家から出ていく。
です。笑
家から出ていったとしても、プロジェクトに誘ってくれたお友達の住まいに泊めてもらえるかと。
そのお友達は、例のすごい人に住まいを提供してもらったそうで、福岡の田舎で広めの一軒家に
住んでいるとのことでした。(で、旦那は毎週そこに通ってたわけです。)笑
なので、旦那が家から出ていったとしても、衣食住に困ることもないですし、「プロジェクトの結果がどうなろうが一旦ちゃんとやってみなよ!」と、思ったのが大きかったですねー。
(家でやられると、私が不機嫌なオーラを出すのでw)
そんなことを考えながら帰宅すると、私が出ていったことに気がついたのか、旦那が起きていました。
えり
「あのさー、あのプロジェクト、来月末までって期日を決めたけど、もうやめてくれない?」
旦那
「え?来月末までって、約束じゃ…。」
えり
「いや、ふつーに、私に迷惑でしょ。私にいくら借りてると思ってんの?家事もやらないし、毎月の生活費だって払えない時が出てきているでしょ。」
旦那
「だから、今、稼ごうと思って…。」
えり
「とにかく私が迷惑だから、これ以上プロジェクトに関わるなら 家から出てって。
〇〇くん(旦那の友達)のところに泊めて貰えば大丈夫。楽しいと思うよ。
それで、稼いでくるかプロジェクトから離れるかするまで帰ってこなくていいから。笑」
最初はやや怒り気味でしたが、このあたりで内心「ちゃんと選択肢を作った私、優しいな。」と思いましたね。笑
旦那はしばらく抵抗していましたが、私の意思が変わらないことを感じ取ったのか、「家から出ていくかプロジェクトに関わるか、今週中に決める。」というところで話がまとまり、その日は就寝しました。
そして、翌日の昼過ぎ。
旦那は「散歩に行ってくる」と言って、家を出て行きました。