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「この人が理想の人だ!」と思ったはものの、実際に結婚するとなるといくつか問題がありました…。
一番の問題は、距離。
当時、私は関東に住んでいましたが、旦那は福岡に住んでいました。
旦那は関東に住む気はなさそうなので、結婚するとしたら私が福岡に行く感じになりそうです。
ちなみに、私は生まれて一度も、九州にすら行ったことがありません。
だからでしょう。
私のなかで、九州=めちゃ遠い土地という方程式ができていました。笑
ちなみにこの時、私は会社勤めをしていました。
風俗嬢として働いた後も、会社員はやっていけないと思っていたので、3年ほど個人事業主をしていました。
自己啓発セミナーなどを受けまくるうちに「会社員としてもやっていけるかなぁ」と思えるようになり、久々に勤められた会社です。
当時は、入社してちょうど1年たったぐらいでした。
コロナをきっかけにリモートワークになりましたが、私も含め社員はみんな会社に通える距離に住んでいます。
福岡に行くとなると会社に伝えなくてはなりませんが、会社は東京にあるので、そもそも社員が福岡に行くことがOKなのかすらわからない状態でした。
社歴や業界経験が長い人ならまだしも、当時の私は社歴は1年。
業界経験も、長くはありません。
旦那と一緒に住むことをリアルに考えるにつれ、「会社になんて言おうかな…」というもやもやも大きくなっていきました。
そんな矢先、ホームページ制作を担当しているお客さまで、「社内で意見がなかなかまとまらず、ホームページの制作が進められない」ということがありました。
私も何度か、お客さまの社内会議に訪問させていただきましたが、一向に話が進みません。
ご家族で経営をされていて、親子間だとつい私情も挟んでしまうのでしょう。
私が会議に参加させていただいても、親子間で一歩も譲れない、といった状況でした。
実は、私は以前から
・いつまでも意見が対立している
・異なる意見の中庸が取れずにいる
そんな環境にいるとストレスを感じることがよくありました。
今は、「いつまでも意見が対立している」現実を私自身が作っていたのだと認識できますが。汗
当時はそんなこと気がつきません。。
対立や言い争い、社内外のいざこざ。そういうものを目の当たりにして、ストレスで体調を崩して退職したことが複数回ありったんです。
「やっぱり人がたくさんいるところはきついなぁ。。」
そんな風に思いながら、お客さま内で意見が割れていることに頭を悩ませる日々が続きました。