前回の投稿で、個人の感覚に寄ることをお教えしたいなら
教える相手へ「感謝、信頼、尊敬、傾聴、受容、助力」を以てお教えすると、勝手に育っていきますよー(あえて乱暴な表現をしています)というお話をしました。
採用業務を教える新入社員4名に対してはもちろん、面接を受けてくれた方々にも「感謝、信頼、尊敬、傾聴、受容、助力」を以て関わることを意識しています。
では、それぞれの言葉を私がどのように捉えているのか解説していきますねー。
感謝
これは、まさに今、時間を共有くださっていることへの感謝ですねー。
「採用業務をやらない」選択肢もあるなかで、やろうと決めてくれたことへの感謝や、応募者に対しては数ある企業の中でうちに応募してくれたことへの感謝などなど。
ざっくりまとめると、今、この瞬間を体験させてもらっていることへの感謝です。
(この投稿をお読みいただいているみなさまにも感謝です。)
信頼
これは、「この人なら大丈夫だよー」という信頼。
面接官を任された本人は「失敗したらどうしよう」とか思うのですが、少なくとも私が関わる面接においては、失敗なんてありません。
等身大で応募者に質問して、等身大で応募者からの質問に答えたら、それで十分なんです、ほんと。
尊敬
みんな、それぞれのあり方で、私ではできなかったであろう応募者の良いところを引き出してくれるんですねー。
そして、新卒採用なので単純に応募者のかたとの年齢も近いし、ふたり(面接官と応募者)の会話から私は情報収集してたりします。笑
みんな、私にはない経験を必ず持っていて、それを共有くださって、ありがとうございますという感じです。
傾聴
面接終了後は、必ず面接を担当してくれたかたの所感をお聞きします。
表面的な、単なる合否ではなくて「どうしてそう考えるのか?」「その上で、どんな考えを出したのか?」お聞きした上で、私の考えなどもお聞きいただきながら 2次面接に繋げていきます。
受容
面接中に聞いた内容はもちろん、あるいは予想外のことが起こった場合。ほか、面接後に面接担当者の考えなどを聞いているとき、まずはひたすらそれを受け入れる感じ。
必要があればフィードバックもしますが、みんなそれぞれ自分で自分の課題に気がついていることも多いです。
助力
最低限必要なフィードバックのほか、面接中に面接担当者が困ってしまったときや、応募者とラポールが築きにくい場合に、私もちょっとしゃべったり、質問したりするかんじ。
前提として、信頼してる、からね。
ちょっとでいい。
「感謝、信頼、尊敬、傾聴、受容、助力」
この6つをやっていると、、、
一応、同席してるけど、基本にこにこしながら話を聞いてるだけで気が向いたら話しかけてくる採用担当者
みたいな状態になります。笑
教える側は楽してる(言い方w)のに、みんなどんどん成長していきますよー。
ぜひぜひお試しくださいませー。