あきらめて人生が好転したものがたり『ロールケーキのはじっこ』に、お立ち寄りいただきありがとうございます。

さとえり

ロールケーキのはじっこを運営しているさとえり(佐藤絵里)と申します!

ロールケーキのはじっこでは、「あきらめる」を「自分の行動を制限している考え方と決別すること」あるいは「自分の本心で生きると決めること」と定義しています。

「あきらめる」の本来の意味は「ひらめく」

「あきらめる」と聞くと、「何かを断念する」といったネガティブなイメージを持つこともあるかもしれません。

しかし、漢字辞典で「諦」をいう漢字を調べてみると「つまびらか。明らか。明らかにする。」「まこと。真理。さとり。」という意味が出てきます。

常に生きづらさを抱えていた20代

冒頭で「『あきらめる』を『自分の行動を縛っている考え方と決別すること』と考えています」、な〜んてお伝えしましたが、私自身はあきらめることが大の苦手でした。

口には出さないものの、心の中でよく出てくる言葉は「〜しなければならない」。あきらめるとは真逆の意味ですね。自分にも他人にも厳しい人間だったと思います。

学生時代はそれでも良かったものの、社会人になってからは大変でした。転職を繰り返し水商売を経験し、組織では働けないからと独立しました。

小さなお菓子教室ですがありがたいことに事業はうまく進み、テレビや雑誌に取り上げられたこともありました。それでも、ず〜っと心の中に「生きづらさ」を抱えて生きていました。

あきらめられるようになったら景色が変わった!

そんな私が長年の生きづらさから解放されたのは、自分の意思を持ってあきらめられるようになったから。

とはいえ、最初はうまく行きませんでした。だって、怖かったから。あきらめてしまうと、これまで自分が大切にしてきたことが台無しになるのでは?と感じたこともありました。

それでも、小さなことからでもあきらめ続けていくうちに、だんだん上手にあきらめられるようになり、生きづらいどころかめちゃめちゃ生きやすくなったんです!世の中の見え方がガラッと変わりました!

生きやすくなったきっかけは、年収が上がったわけでもなく、素敵な彼氏ができたわけでもなく、労働時間が減ったわけでもなく、家族との人間関係が良くなったわけでもありません。

あきらめ続けていると絶対にあきらめたくないことが残る

あきらめ続けていると、「絶対にあきらめたくないこと」が残ります。

それは、本当に大切にしたいことだったり、心の底からやりたいことだったり、なんとしてでも成し遂げたいことかもしれません。

私はあきらめ続けてきた結果、「自分が興味あることを突き詰めながら、それを誰かに喜んでもらえる形で表現したい」という思いを持っていることに気がつきました。

思い返してみると、「人生とかこの世の中ってなんだろう」とか「どうして人間だけ感情を言語化できるのか」とか、そんなことをずっと考えている子供でした。

でも、社会に出てからは「感情とか目に見えないものとか、そんなものは働く上では必要ない」と思い込んで、とにかく売上げを上げたり誰かに貢献したりすることに意識を向けてきました。

売上げを上げたり誰かに貢献したり、それはもちろん素晴らしいことですが、だんだんと自分の中で苦しくなってくるんですね…。

苦しさを解消したくて、いろんなことを試して行きついたのが「あきらめる」ことでした。

よくよく考えてみると、そんなにこだわることではない自分にとっては些細なことって、実はたくさんあるんですね。

それらをあきらめていくうちに気がついた、私が心の底から望むこと。それは「自分の意思も、周りの人の意思も大切しながら生きたい」ということでした。

『ロールケーキのはじっこ』が、あなたが「望むあり方」で生きられるきっかけになれたら嬉しいです。

ブログタイトル『ロールケーキのはじっこ』の由来

『ロールケーキのはじっこ』というブログタイトルの由来を、ここで説明させてください。

ケーキ屋さんに行って、ショーケースをのぞき込んだことはありますか?
たいてい、ショーケースの上段か中段にロールケーキが丸々1本、陳列されていると思います。

ロールケーキの断面を見てみると、きれいに「の」の字を描いていたりフルーツが入っていたり、最近ではクリームたっぷりのものも人気ですね!

いろんなロールケーキがありますが、どのロールケーキにも「はじっこ」はついていません。

ショーケースに売り物として並ぶロールケーキには、はじっこがないんです。

巻き終わった後、基本的にはじっこは切り落とされてしまいます。でも、ロールケーキを完成させるために、確かにそこに存在していました。

ロールケーキを人生に置き換えると…。

たくさんの人に囲まれて活躍している人、キラキラと自分らしく生きている人、身近な人と深い人間関係を築いている人、好きなことを仕事にしている人、マイペースにあるがままに生活している人etc…

魅力的な人は共通して「自分にとって心地いい生き方」を選んでいますが、ここに至るまでは誰もがあきらめた経験をたくさんしています。

あきらめた経験、言い換えると「自分の行動を制限している考え方と決別した過去」は、表には出ない華々しい話ではないでしょう。でも、今、その人がその人としてあるためには必要な経験でした。

そんなあきらめた経験は、美味しそうなロールケーキができあがるまでに必ず生まれる「切り落とされたはじっこ」と同じだなと感じています。

余談ですが、はじっこだけを集めた「わけありロールケーキ」は通販で大人気!生産が追いつかず、わざと訳ありっぽく作って販売している業者さんも多いとか。実際にクリームたっぷりですごい美味しいですし…。

話題に出ないだけで、ロールケーキのはじっこファンはたくさんいます。
話題に出ないだけで、あきらめた経験談を聞いてみたい人もたくさんいます。

あなたは、何をあきらめますか?

あきらめたものがたりを集めた『ロールケーキのはじっこ』、ぜひお楽しみください。

自分の行動を制限している考え方と決別する瞬間、恐怖や不安を感じるかもしれません。でも、実際にお別れしてみたら、なんだか温かくて懐かしい思い出になるかもしれませんよ。

あなたは、なにをあきらめますか?